逆流性食道炎のつらさって、なかなか周りに理解されにくいですよね。
胸がムカムカする、酸っぱい液体が喉まで上がってくる(呑酸)、胸、みぞおち、背中が痛む、胃の不快感、そんな違和感が続くと、気持ちまで落ち込んでしまうこともあります。
私も突然この症状に悩まされ、不安でいっぱいになりました。

どうして急にこんな症状が?

病院に行ってもまた同じだったらどうしよう…
そんな気持ちで検索を繰り返した日もあります。
▼この記事でわかること
- ピロリ菌除菌後に逆流性食道炎が起こりやすくなる理由
- タケプロンS(市販薬)がどれくらい効いたか体験談
- ピロリ菌と胃がんの本当の関係
- 市販薬と病院の薬の違い
- 逆流性食道炎の対策と病院受診の目安
ピロリ菌を除菌した数年後に、逆流性食道炎を発症した話
私は数年前に病院で ピロリ菌の除菌治療 を受けました。
除菌は成功し、特に大きな問題もなく過ごしていたのですが、最近になって突然 逆流性食道炎 を発症。
胸焼け、喉の違和感、食後のムカムカなど、典型的な症状が一気に出てきてとてもつらい状態に。
病院で診てもらうと医師からこう言われました。
「数年前のピロリ除菌が関係している可能性があります」
除菌と逆流性食道炎がつながるとは思っていなかったので、かなり驚きました。
医師から聞いた“除菌後に逆流性食道炎が増える理由”
医師によると、ピロリ菌は胃の中で 胃酸の分泌を弱める働き をすることがあるそうです。
しかし、除菌によってピロリ菌がいなくなると…
- 胃酸分泌が回復し、以前よりしっかり働く
- 結果として胃酸が食道へ逆流しやすくなる
このようなメカニズムで、除菌後に逆流性食道炎を発症する人は珍しくないとのことでした。
市販薬が効かない…でもタケプロンSを試したら一気に改善!
逆流性食道炎になった直後、私はドラッグストアで売っている一般的な胃薬を色々試しました。
- 胃もたれ向け
- 胃痛向け
- 胃酸を和らげるタイプ
しかし どれもほとんど効果がなく、症状は改善しませんでした。
病院で処方された薬はしっかり効いたので、やはり市販薬とは違うのかな…と思いながらも、毎回病院へ行くのは手間。
そこで見つけたのが、「タケプロンS」 という市販薬。
口コミで「病院薬に近い」と書かれていたので試してみたところ…
驚くほどよく効きました。飲んだその日から症状がスッと引いていくのを実感できました。
市販薬でここまで早く効果を感じたのは初めてで、正直びっくりしました。
タケプロンSは病院の薬と何が違う?
タケプロンSは PPI(プロトンポンプ阻害薬) と呼ばれる種類の薬で、病院でもよく処方される強力な胃酸抑制薬と同じ“系統”です。
- 一般的な胃薬より作用が強く長く続く
- 逆流性食道炎に非常に相性が良い
- 市販薬の中では“最も効き目が近いタイプ”
ただし注意点もあります。
タケプロンSの注意点
- 症状がよくならないのに長期間飲み続けるのはNG
- 骨や腸への影響を指摘する研究もあるため、
慢性化している場合は医師に相談が必要
短期間で症状を抑えるには非常に優秀ですが、
ずっと自己判断で飲み続ける薬ではない と知っておくと安心です。
本当にピロリ菌は胃がんと関係あるの?昔の人は皆ピロリ菌がいたのに?
これは私自身も強く疑問に思っていました。
「昔の人はほぼ全員ピロリ菌がいたのに、胃がんばかりではなかったのでは?」
と考えていたためです。
しかし、医学的にははっきりとした結論があります。
医学的に“ピロリ菌と胃がんは関連がある”と認められている
日本を含む多くの研究で、以下が明確になっています。
- ピロリ菌がいる人は いない人に比べて胃がんリスクが高い
- ピロリ菌によって慢性的な胃炎 → 萎縮性胃炎 → がんの土台になる変化 が起きる
- 除菌することで 胃がんの発生率が下がる ことも確認されている
だから日本では
「胃がん予防としてピロリ菌の除菌が推奨されている」
というわけです。
では、なぜ“昔はそんなに胃がんが多くなかった気がする”のか?
実はこれは認識違いで、データを見ると次の事実があります。
1. 昔の日本は“胃がん死亡率が世界トップクラス”
戦後〜平成初期まで、胃がんは日本の死亡原因の上位でした。
「昔は多くなかった」というより、むしろ今より多かった のです。
2. 検診が普及していなかった
胃カメラの技術が低く、早期発見が非常に難しかった時代です。
3. 衛生環境が悪く、子ども時代に感染しやすかった
子どもの頃にピロリ菌に感染すると、長期間炎症が続き胃がんリスクが上がります。
こうした背景を知ると、
“ピロリ=胃がんリスクの主要要因”
という医学的な見方が理解しやすくなります。
逆流性食道炎とどう付き合う?市販薬・生活習慣・受診の目安
私自身、タケプロンSで症状が改善したとはいえ、
繰り返さないための対策も重要だと感じました。
自分でできる対策
- 食後すぐに横にならない
- 脂っこいもの・刺激物・コーヒー・アルコールを控える
- 胃に圧がかかる姿勢(前かがみ・猫背)を避ける
- 夜遅く食べない
- 睡眠時に少し上半身を高くする
どれも即効性はありませんが、習慣にするとかなり違います。
病院を受診したほうがいいケース
- 市販薬で改善しない
- のどの違和感が続く
- 吐き気や胸の痛みが強い
- 食欲不振や体重減少がある
- 症状が慢性的に続いている
逆流性食道炎と思っていても、別の病気が隠れていることもあるため、
長引く場合は医師の診察が安心です。
まとめ|除菌後の逆流性食道炎は珍しくない。タケプロンSは強力だが使い方に注意を
- ピロリ菌除菌後に逆流性食道炎が出る人は一定数いる
- 一般的な市販薬は効かなくても、PPIのタケプロンSは強く効く場合がある
- ただし長期連用は注意が必要
- ピロリ菌と胃がんの関連は医学的に確立している
- 特に昔は胃がんの死亡率が高かった
- 逆流性食道炎は生活習慣で改善する部分も多い
自分の身体の変化を理解しながら、市販薬・病院を上手に使い分けることが大切だと感じました。



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